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スラッシュキャリアから考えるこれからのキャリアのあり方

2019/03/18

「スラッシュキャリア」という言葉を聞いたことはありますか?

スラッシュキャリアとは、スキルや経歴、肩書などを一つに限定せず複数持ち、多方面で仕事をするキャリア形成の方法のことを言います。
スラッシュキャリアを実践している人を「スラッシャー」と呼ぶそうです。スラッシュという理由は肩書きを「/(スラッシュ)」でつなぐためにこのような言い方をしています。
例えば、「マーケター/料理人」「会社員/ブロガー」「カメラマン/コンサルタント」など、こういったキャリアをスラッシュキャリアと言います。

スラッシュキャリアはミレニアル世代には支持されるが。。

こういった働き方はミレニアル世代には支持されています。2018年にジャパネット銀行が行なった調査では、ミレニアル世代の4割が複数の会社でキャリアを積みたいと考えているとしています。
さらに6割の人が「スラッシュキャリア」に興味を持っていることを明らかにしました。同調査では「親世代」にも同様の調査を行いました。
すると、その結果は複数企業でのキャリア形成には25%しか賛同がなく15ポイントの大差がつくという結果に終わりました。

これは時代的な背景が大きく影響していることは容易に予想がつきます。今回の調査で親世代と該当する人は18歳から25歳の子どもを持つ40~59歳です。
自分たちは終身雇用が前提の時代で働いてきており、1社で長く働くことが正しいとされてきた時代です。その考え方は当時は正しい考えでした。複数の会社を転々とするよりも、1社で長く働くことで、収入も増え、定年後も守られる状況にあったからです。

当然、ミレニアル世代は収入源も複数にしたい

スラッシュキャリアを求める世代は、当然収入源も1社依存ではなく、複数の収入源を持つことを望んでいます。
しかし、ここで興味深いのは親世代も「複数の収入源を持ちたい」という問いについては6割おり、ミレニアル世代の69%とキャリア形成よりも差が少なくなっているという点は注目すべき点ということです。

働き方としては1社専業の方が良いと考えつつも、収入源は分散し複数持っていた方が良いと考えるのは、それだけ将来に不安やリスクがあるということを示しているのではと感じる結果です。

スラッシュキャリアは収入だけがメリットではない

スラッシュキャリアのメリットは収入の複数化、分散化だけがメリットではありません。
複数のキャリアを積むことで、スキルアップ、思考・経験の多様化など、自分の幅を広げることができます。
また、本業・メインの仕事(今後、こういった考えもなくなっていくと思いますが)に対して、他で積んだ経験・スキルが生かせるようになります。

1社だけの思考や考えを狭めるのではなく、複数の経験をいかして、本業でも大きな成果を出すことが、これからは当たり前になっていくはずです。
ミレニアル世代が仕事の中心になった時、今までの当たり前が変わっているはずです。

また当然複数のキャリアを積むことで、自分自身の市場価値を高めることができます。今までは社内価値を高めることに集中すれば良かった時代が、これからはマーケット全体を見て自分の価値を考えることが求められる時代とも言えます。
今後、自分がどう成長すべきか、どんなスキルを身につけるべきか、キャリアと合わせて考えていくことが求められる時代ということです。