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アメリカの複業・フリーランス事情を学ぶ

2019/03/12

なんとなく、日本よりもアメリカの方がフリーランスや複業が一般化しているイメージがありますが、実際はどうなのか、今回は調査をしてみました。

日本とアメリカのフリーランス事情

日本の中でフリーランスと聞くと、正直まだまだ特別な人という印象がありますよね。実際に、フリーランスで働いている日本人の割合は2割弱です。
一方、アメリカでは2017年時点で35%を超えており、ここ数年のフリーランス人口は右肩上がりで、2020年には半数の50%を超えるという予測が出ています。

元々アメリカは日本の集団の働き方よりも「個」の働き方が主となっているため、フリーランスという働き方が馴染みやすい文化にあると言えます。
また、アメリカには日本のような終身雇用の制度・文化もないため、個人が自分の専門性で生きていくことが当たり前になっているということです。

日本とアメリカ、フリーランスが多い職種

日本では「ITエンジニア」がフリーランスのうち4分の1を占めます。これに「コンサルタント」を加えると、この2職種で全体の半数を占めるという統計結果が出ています。
一方、アメリカでフリーランスが多い職種は「記者・編集者」で29%、ついで多いのがデザイナー、著述家となっています。

1番注目すべきは、「その他」の割合です。日本では14%しかいない「その他」に該当するフリーランスですが、アメリカでは26%という結果になっています。
これが示すことは、フリーランスとして活躍できる仕事の幅が広く、様々な職種がフリーランスとして活躍できる環境があるということを示しています。

フリーランスの平均時給の差

日本のフリーランスで最も多い年収層は「200〜400万円」です。DUDAの調べで会社員の平均年収は20代が346万円、30代が452万円、40代が528万円、50代以上が645万円となっています。
終身雇用、年功序列で年齢が上がるごとに自動で給料が上がった時代の頃の人たちも多く、年配の方々の方が年収が高い状態にありますが、フリーランスが多い20~30代の平均年収は、会社員とフリーランスで大きな差はありません。

これを時給換算してみると、
年間労働日数235日・1日の労働時間を8時間と仮定した場合で、
年収300万円の場合:時給換算1,595円、年収600万円の場合:時給換算3,190円となります。

一方のアメリカはフリーランスの平均時給が6,000円を超えています。日本ではまだまだフリーランスの評価が低いところがありますが、フリーランスがどんどんスタンダードになってきているアメリカでは、見合う報酬額も高くなっている傾向が見て取れます。

フリーランス後進国だが日本の追随は必須

このような統計を見ていくと、日本がアメリカと比べて、フリーランスに対する文化・環境は遅れをとっているのは事実でしょう。
しかし、日本は終身雇用が崩壊し、個々で生きていくことが求められる時代になりました。この状況は、今後フリーランスとして働くことが求められる状況を示しています。
政府も「働き方改革」「人生100年時代」「リカレント教育」など、個々で生きていくため、個人で稼ぐことができる考えや制度の普及に積極的に取り組んでいます。

これから進む、複業・フリーランス時代に向けて、今から自分に何ができるのかを向き合うことが求められています。

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