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企業を変える雇用 “複業”

2019/01/11

副業元年と言われた2018年がもうすぐ終わろうとしています。

まだまだ企業の理解、導入は浸透・一般化とまではいっていないものの、「副業」という言葉が注目を集めたのは事実。ただ、副業は字の通り「副」。主があってその助けとなる、サブとなる立ち位置の仕事ですが、今は本業と副業の差がない”複業”にも注目が集まっています。

企業が複業を受け入れるメリットとは?

複業を受け入れる最大のメリット・理由は単純明快です。

答えは人材不足。人がいないわけです。優秀な人材になればなるほど、当然人手が足りていません。今、新卒の初任給は40万円を出す企業が現れています。日経新聞が行なった初任給ランキング2018の調査では、1位のフィルカンパニーが40万円、2位PwC Japanが35万円、3位アビームコンサルティングが34万3千円との結果が発表されています。また他の調査では、50万円を超える提示をしている企業もありました。

さらに、DeNAでは「新卒エンジニアスペシャリスト採用」枠で入社し成果を出すと、年収1000万円を稼ぐことも可能というニュースも出ていました。

それだけ人を採用すること、優秀な人材を採用することが難しくなっているのです。

そのような中で正社員だけに採用を依存することはどんどん難しくなっており、この問題を解決するために、「フリーランス」や「業務委託」といった雇用形態での採用受け入れが増えてきているということです。

さらに複業を受け入れている企業は、人材の成長や離職率の低下など、採用だけでなく育成・定着のメリットも考えていると言われています。

厚生労働省でも「副業・兼業のメリット」は下記4つと発表しています。

①労働者が社内では得られない知識・スキルを獲得することができる。
②労働者の自律性・自主性を促すことができる。
③優秀な人材の獲得・流出の防止ができ、競争力が向上する。
④労働者が社外から新たな知識・情報や人脈を入れることで、事業機会の拡大につながる。

複業を積極的に受け入れる企業15選

それでは、この”複業”を受け入れている企業を紹介していきたいと思います。

◆サイボウズ株式会社

複業といえば、真っ先に上がるのがこの会社。

複業採用の募集ページもあり、「サイボウズでの仕事を複(副)業とする方を募集します。
」と堂々と宣言をしております。

▼サイボウズ複業採用募集ページ
https://cybozu.co.jp/company/job/recruitment/fukugyou/

「100人いれば、100通りの働き方」という言葉の通り、多様な働き方の実現を目指している会社だからこそ、自社でもこういった取り組みを率先して行なっています。採用要件としては、「自立して業務を進めることが出来るスキル経験」これを最低限とし、その上で「なぜサイボウズで複業なのか」という理由が求められるとのこと。

◆サイバーバズ

助っ人採用(副業)と謳い、採用を行なっているのがサイバーバズ。勤務形態は正社員、就業形態
業務委託契約、またはアルバイトという内容に違和感はあるものの、全職種で募集中。

プレスリリースでは「当社としても高い経験値をもった人材に「助っ人」として参画いただくことで、ノウハウ構築や生産性向上に繋げることができると考えております。また、多様な人材が社内で働くことで、新たなカルチャーの醸成やイノベーションといったところも期待しております。」と優秀な人材採用と多様な人材が働くことでのイノベーションを目的としているとのこと。

◆株式会社 LiB

「生きるをもっとポジティブに」のLiB。Wantedlyに「現職との「複業」も可能!スタートアップに挑戦したいエンジニア募集!」との記載がありエントリー。メンバーシップオプションという制度を作り、他の会社を経営したり、フリーランスとして活躍しながらLiBの社員同様の待遇を受けられる環境を作っています。リモートワークやオンラインコミュニケーションも積極的に活用し複業でも働きやすい環境づくりを行なっている印象です。

◆株式会社侍

“世界平和を実現する超越経営集団”というビジョンを掲げる株式会社侍。目的実現に向けてフラットに動く組織というティール組織を導入しているそうです。この会社でのティール組織の定義は「社長や上司の指示を受けずに、自分から企画を考え会社をより良い方向に成長させる組織」です。

◆株式会社ランサーズ

「テクノロジーで誰もが自分らしく働ける社会をつくる」 を掲げ、副業・複業ができる仕組みを作っているランサーズ。自社でも積極的に導入しており、実際に自社サービスLancersを利用して普段と違う技術を磨いているメンバーもいるとのこと。

また、『オープン·タレント·プラットフォーム構想』実現に向け、企業側の働き方改革を支援する 「オープン・タレント推進室」を創設し、タレント社員制度をスタートさせています。タレント社員制度とは、個人がこれまで培ってきた経験や専門スキル、人脈などを一定のスキルとして可視化し、個人の活躍の場を広げ社内外の人材の才能を開花する取り組みとのこと。

◆株式会社 エンファクトリー

この会社はわかりやすく、「専業禁止!!」が合言葉になっています。自ら稼ぐ力をつけてもらい、「自分はどこでもやっていける」という自信をつけることが、エンファクトリーを変革する力にもなり、社員のプロ意識やマネジメント能力を高めることにも効果があるとして、パラレルワークを推進しています。

◆株式会社LIFE STYLE

この企業では「シンクロキャリア(複業)採用」を実施中。シンクロキャリア採用とは、「他社に属している方を、LIFE STYLEで働くことをもうひとつの本業として、当社業務に携わって下さる方として、採用する制度です。」
他社で積み重ねてきた経験や知識を生かしてもらおうという考え方。

◆株式会社ビースタイル

企業理念「best basic style 〜時代に合わせた価値を創造する〜」という言葉通り、複業を推進している企業です。もともと、主婦の就職支援事業からスタートした会社であり、女性のワークスタイル分野の変革に取り組む会社だからこそ、自社でも積極的に複業採用が行われている様子です。

◆株式会社エージェント

副業求人情報サービス「ビットワーク」を運営しているエージェント。 ビットワークは副業・兼業でも可能な月一からの仕事を募集しているマッチングプラットフォームです。こういった事業の開発メンバーを募集されています。

◆株式会社HRBrain

複業は個人とチームのパフォーマンスとライフスタイルの最大化を目的とし、都度柔軟に判断決定していくスタイルをとっているのが、HRBrainです。

◆コデアル株式会社

『働くをもっと自由に~仕事に人が合わせるのではなく、人に仕事が合わせる世界にしたい』というビジョンを持つ企業。自社でも当然のように複業が導入されています。自社サービスでも「ハイクラス複業ならCODEAL」をキャッチとしたプラットフォームの提供を行っています。

◆株式会社MSEN

ICTビジネスのサポートを手がけるMSENでも、採用ページには複業・複業での募集が出ております。

複業を積極的に受け入れる企業の傾向

複業採用を導入している企業をご覧いただきました。求人を見ていくと、「エンジニア」や「マーケター」などの専門スキルを要する職種、人材系やIT系の業界が複業の中心になっていることがわかりました。

この世の中のトレンド、動きはもう避けては通れない道です。今後はこういった職種・業種以外にも幅がどんどん広がってくるはずです。自分の市場価値を高め、自分で稼ぐ時代だからこそ、個人でも”複業”の選択肢をしっかりと持つことが大切になりますね。